イタリア旅行ー⑤「今」という瞬間を見る

写真を撮ると、ハッとすることがある。




今の、自分の背景って、こんなふうなんだ、というのを、画面越しで気付かされる。

街がとっても可愛い。そこから覗く教会がまた可愛い。

本末転倒というか、普通逆なのにね笑

自分が今身を置いている場所が、どんな場所か、きちんと感じていないことって、たくさんあるよな、と思った。


晴天♡この日のフランシスコ教会も最高に綺麗だった♡

ウンブリア平原を見渡す丘の上。

石畳の上で、じーっと眺めている。

そこでしか感じられないこともあれば、写真を通して、改めてハッと気付かされることもある。

こんなふうになっていたんだな。気づかなかったな、って。



どっちも、ある、ということはとても幸せなことだな、と思った。



自分の身を持って、そこにいることを五感で感じられること。

何を見て、何を聞いて、何を嗅いで、何に触れているのか。



それって、その場に身を置いてみないとわからない。

見渡す限りの大平原。燕がうるさく鳴く声。人々のざわめき。パイプオルガンの音色と振動。教会の鐘。石畳の冷たさ。固さ。太陽の暖かさ。頬を撫でる風。

そういうの全部、自分が今、ここで感じるべきもの。

写真は、そっか、こんなふうなんだ、というのを、本当の意味で客観的に見させてくれること。

写真に、私たちの世界があるのではない。

私たちの世界は、今、ここにある。



それでも、写真という形で「今」を切り取ることは、私たちを何度でも、「今」の美しさに立ち返らせてくれるな、と思った。

アッシジの職人手作りのネックレスを購入♡教会のシンボルをモチーフとしたデザイン♡可愛い♡

ありがとう♡

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