「あ、もう無理だ。」と言えた日。
妊娠してから数ヶ月たった頃から、体調がすごく悪くて、
起き上がるのがツラい。。
でも、頑張れば何とか起き上がれる。。。
だから、頑張らねば、、って感じて。
そんな毎日を送っていたら、ある日突然、いきなり涙が止まらなくなった。
びっくりした。体の器官がいきなり壊れたみたいに、
いきなり涙がどばーっと出てきて、止まんなくなった。
ものすごく、ものすごく疲れが溜まっていたんだよね。
でも、
「しんどい。」
こんなことすら、言えずにいたんだな、と言うことに気づいたのです。
「しんどい」「つらい」って言う資格なんかない、と思っていた。
仕事も前に比べれば断然ラクだし、謙ちゃんは子育てしてくれるし、テレワークできるし、
「しんどい」なんて、私が言えることじゃない、って。
でも、ものすごく、しんどかった。
体調悪くても、私は大丈夫な方だ、と考えて、理央抱っこしたり、外連れて行ったり、
仕事も、集中できなくて、頭まわらなくて、ろくな事できない中で、
「自分はラクな方なはずなのに」って考えて、うまく動けなくなった。
「しんどい。」
たったそれだけのこと。
たったそれだけのことなのに、
「I’m okey.」「大丈夫。」と人に答えれば答えるほどに、
それがどんどんどんどん積もりに積もって、
身体はどんどん辛くなって、
いつの間にか、その中に埋もれて、息ができなくなっていた。
それで、涙が止まらなくなって、初めて、
「あ、もう無理だ。」
って気づけた。
「Are you okey?」「大丈夫?」と聞かれて、
今までは無意識に、
「Yes, I’m fine.」「うん、大丈夫。」
と答えていたのだけど、
初めて、
「,,, No, I’m not okey.,」と言えた。
言葉にして、泣くだけ泣いたら、それだけでもずいぶんスッキリした。
すごいよね、泣く、ということだけで、人は気づかされ、癒される。
そして、「大丈夫?」って聞かれる時、
ツライなら素直に、「もう超しんどいです。」って言うようにした。
そしたら、身体も心も、ラクになってきたのでした。
そんなとき、リベリアで Heatherにかけてもらった言葉を思い出した。
“ Give yourself grace. ”
そう言われ、あの暖かな腕で抱きしめてもらった時の、心がじんわりと暖かくなる感じを。
私はどこまでも、自分で頑張ろうとしすぎていたんだな、と、再度気づかされました。
きっと、ずーっと、大丈夫じゃなかった。
だって、ここ最近、心から笑った記憶がない。
ずっとしんどくて、ずっとイライラしていた。
そんな状況、大丈夫なわけ、ないじゃないか。
私の中で、
「大丈夫=まだなんとかできる」
「大丈夫じゃない=もうこれ以上頑張れない、どうしようもないGive up」
というふうに考えていたのだけど、
もっともっと手前で、神様に、人に、甘えれるようになろう、と、
そんなふうに気づけた時でした。
目を開いて、周りを見つめて、
心を開いた途端、どれだけ自分が
そこにあった愛に気づいていなかったか、気がついた。
みんなへの感謝が、愛が、
また一段と深まった夏でした。
いつも支えてくれて、ありがとう、ありがとう、ありがとう。
変な顔の理央。笑
“But as for me, I will sing about your power. Each morning I will sing with joy about your unfailing love. For you have been my refuge, a place of safety when I am in distress.” Psalms 59:16 NLT