自分の肉体に、感謝する時間
別荘から、ちょっと行ったところには、温泉があります。私たちは、ここへ行くのが大好き♡
日本に帰ってきて、何度か温泉や銭湯に行きました。
リベリアではお風呂に浸かれなかったから、この時間が本当に幸せ、、涙
台湾に行った時には、加賀屋にも行ってきました。
台湾で日本のおもてなしを受ける、というのが、とても新鮮でした。
今までは、温泉ってそこまで好きじゃなかったのだけど、最近は大好きになった。
ゆっくり、存分に味わって楽しめるようになった気がする。
ただゆっくりする時間、というよりは、
自分の肉体に、感謝する時間。
芯から温まる、というのは、体だけではなくて、心もそうであるように思う。
出産を経験してから、この感覚が、とても強くなった。
自分の体の一つ一つに、感謝すること。
触ってみて、感じて、「ありがとう」、と声をかける。
いつも、どこまでも私を運んでくれてありがとう。
この美しい景色をたくさん見せてくれてありがとう。
大好きな人たちと話をさせてくれてありがとう。
この湯気を存分に楽しませてくれてありがとう。
こうやって、たくさん考えさせてくれてありがとう。
大好きな人と触れ合えさせてくれてありがとう。
いつも変わらず、脈打ってくれてありがとう。
いつも変わらず、完全なるままに、私を支えてくれて、ありがとう。
私の一部でいてくれて、ありがとう。
たくさんのありがとう、を、体に伝えるイメージ。
そうなると、本当に体の芯から、ポカポカする。
エネルギーに満ちてくるのが、わかる。
また一緒に生きていこう、と思える。
たくさんの感動を、感謝を、感じていこう、って。
裸でいるって、まっさらに還る感じ。
何にでも、裸が芸術の対象になるのって、そりゃそうだよな、と思う。
それでも、何にも身につけなくても、私は、私、なのだ。
そんな、当たり前のことを、思い出させてくれる。
ゆっくり、お風呂に入ろう。