湯布院Trip① ーデクノボーに、ワタシはなりたい


あっという間に湯布院から1週間!


湯布院に行けて、本当に良かった。

それは、「間違ってなかった」、と心から思ったから。

自分が求めていたものが、そこにあった。

だから、行けて本当に良かった。



美食読書会だったので、2泊3日、

ミシュラン★★のレストランでご馳走をいただきました。


お部屋もとっても素敵。源泉掛け流しの露天風呂。


私が何より好きだったのは、このガーデン。

ずーっと見ていたかった。

風にその頭を靡かせる姿があまりに美しくて、見惚れていた。






このガーデンを眺めていて、美しさとは、ということも自分の設定が明確になった。

湯布院Trip② ー美しさを纏う




この湯布院での宿泊は、自分にとってとても大きな意味がありました。

今年の5月、「あ、次のステージに移る時が来たな」、と強い衝動があり、

仕事を辞め、今までの生き方をガラッと大きく変えると決めた節目のイベントだったからです。





勝ち負けの世界で生きていくのを辞めて、対等の世界で生きていこう、と決意した。

なんの肩書きも持たずに、ただただ、自分として在る、という生き方をしよう、と。





6月末に仕事をやめて、

なんの肩書きもなくなった初日から開催された読書会。





自分がずっと願っていた生き方を体現している人たちとの出会い。





それが私にとっての読書会だった。





美食とか、ラグジュアリーホテルでのステイとか、部屋付き露天風呂とか、

全部もちろん素晴らしい中で、





何よりもこの時間を特別にしたのは、

この時を一緒に過ごさせてくれた一人一人の存在でした。





帰ってきてから、しばらくボーゼンとしていた。

たくさん感じるものがあった。

それが、中々、言語化できなかった。

でも、ちゃんと時間を使って、昇華し、自分の実としたかったので、

そんな時間も、ゆるすことにした。






それがようやく、自分の中で形になってきているので、

それを粘土を練り上げるように、少しずつ言葉として表現していきたいと思います。






その第一弾のブログ!であるなかで、

言葉になったのは、






あぁ、私は、デクノボーと呼ばれたいんだな






ということだった。






なんじゃそりゃ!

と思うのですが、これ以上の表現が見つからなかった。笑
















私は小さい頃から、宮沢賢治の雨ニモマケズの詩にすごく惹かれていた。






雨にも負けず

風にも負けず

雪にも夏の暑さにも負けぬ

丈夫なからだを持ち

欲は無く

決して瞋からず

何時も静かに笑っている




一日に玄米四合と味噌と少しの野菜を食べ

あらゆる事を自分を勘定に入れずに 良く見聞きし判り

そして忘れず

野原の松の林の影の小さな萱葺きの小屋に居て
東に病気の子供あれば 行って看病してやり

西に疲れた母あれば 行ってその稲の束を背負い

南に死にそうな人あれば 行って怖がらなくても良いと言い

北に喧嘩や訴訟があれば つまらないからやめろと言い

日照りのときは涙を流し

寒さの夏はオロオロ歩き

皆にデクノボーと呼ばれ

誉められもせず苦にもされず

そういう者に私はなりたい















私、わからなかったのです。こんな人生嫌だ!と思っている自分もいれば、

何か満ちているその心に、どうしようもなく惹かれる自分もいた。

何がそんなに好きなのか、ずっと言葉にできなかった。






デクノボーなんて絶対呼ばれたくない!!!!

とずっと思っていたし、雪にも夏の暑さにも負けそうです。笑






でも、どうしてこんなにも惹かれたのか、それがすごくよくわかった。






宮本賢治は、完全に、源にいたんだな、ということ。

完全に、愛であったんだ。

この世の尊敬も、敬意も、憧れも、地位も、何もいらなかった。

もうすでに、彼の中に、全て完結していたから。

外側に求めるものは、何もなかった。

ただただ、自分が願う在り方で、生きるということ。

それを全うすることが、何よりも大切であることを知っていた。

だから、私はこんなにも、この詩に惹かれたんだ。






愛の源に還って、ただただ空気のような存在になれるって、

すごく幸せだろうな、と思ったのです。






私たちは、もともとそこから来たのだもの。











この旅でも、同じだった。

こんなにも、何者でもない私、でいることが心地よいのは、初めてだった。

何も証明しなくていい。

「私」で在ればいい。それだけでいい。

それが、もっとも豊かなことだと、みんなが知っているから。

そして、心の底にそっと大切にしていた想いを、怖がることなく、分かち合っていくことができる。

私はそれにすごく、すごく、救われる気持ちになった。






こんな空間があるんだな。

こんな仲間があるんだな。

その事実に、涙が湧いてきた。











愛に還る。

そう在っていい。

愛に在っていい。






デクノボーでも、なんでもいい。

なんと言われてもいい。






その中で、自由に自分自身を表現していこう。

その中で、自由に喜びの中で繋がっていこう。






そんなことを、ゆるせた旅でした。






これ以上の喜びも、ゆるしもない。

この場にきて、本当によかった、と、心から感謝です。






ありがとう、ありがとう、ありがとう。






つづく




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