無事に出産しました♡

もう先月のことですが、無事に女の子を出産しました♡


怜実(れみ)。

怜実(れみ)。


家族が4人になりました。

嬉しい限りです♡



3月18日、夕食の後、理央が寝入った頃から陣痛が強まった。


自宅出産、という選択をしたので、

陣痛が来た時、助産師さんを呼んでお家で待っていたのです。


今から行きますね、と言ってもらって、

謙ちゃんとお家で出産のためのお布団を準備しつつ、

リラックスしながら待っていた。


3年ぶりに経験するこの痛みに、ちょっとドキドキしながら、

でも緊張感は全くなく、一つ一つの波を迎えていたのです。


助産師さんもお家に到着して、夜中の1時頃には陣痛の間隔もかなり狭くなって、痛みもピークに。その頃には、もう1人の助産師愛さんも到着し、もういつ産まれてもおかしくないよ、と助産師さんに言われました。

1人目の時は、子宮口が10cmに開いてから15分ほどで産まれたので、あ、もう産めるんだ。すごいな、やっぱり幸せな環境に入れると、体もほぐれてお産が進むのが早いんだなぁ、なんて遠い頭の片隅で考えていたのです。


でも、、、、


出てこない!!!!!


もう痛みもピークで、子宮口も10cmまで開いているのに、

なぜか破水せず、赤ちゃんが出てこないのです。


そこからは、ピークと思われた痛みを遥かに上回る痛みに襲われ、超超超アクティブバースで、毎回体位を変えて、助産師さんや謙ちゃんにしがみつきながらいきんでいた。

もう、それこそプロレスごっこのよう。笑

今となってはもう笑い話だけれど、もう必死でした。笑

次の日、みんなでものすごい筋肉痛に襲われたのは言うまでもなく。


お布団というリングの上での怒涛の闘いの後、

助産師さんたちの的確なリードと謙ちゃんのサポートのおかげで、

無事に怜実が産まれてきたのでした。


出てきた時は、

回旋異常+臍の緒が首と身体に巻きついた状態。


だから、うまく出てこれなかったんだね。と助産師さんたちに教えてもらい、

本当によく頑張ったね。よく頑張ったね。

と何度も声をかけてもらえたのが、ものすごく心に沁みた。


出産した後も、

寒くない?とか、体勢大丈夫?とか、水分必要かな?とか、

ごめん、ちょっとお腹押すね。とか、

すごく丁寧に接してくれたり、

赤ちゃんと話したり、

頭まんまる!そりゃ出てくるの大変だよね〜とか、

何気ない話を交わせたり、

お産のことを笑いあえたり、


そういう1人の人と人としての交わりがそこにあったことが、

私は何よりも嬉しかった。


あぁ、この人たちと一緒に、この命を迎えられて、本当によかった、と心から思えた。




1人目の時は、「もうやだ、やめたい、助けて」と最後パニックになっていたんだよね。あまりの痛みにショックを受けて、逃げ出したかった。そして看護師さんに「しっかりしなさい!」と怒られた。笑

そして、産んだ後も、しばらくそのショックから抜け出せなかった。もうあれを経験しなくていい、お産が終わった、、という安堵感が強かった。理央もすぐに連れていかれちゃって、新しい命がそこに産まれた、という実感をきちんと感じられずにいたのでした。


でも今回は、全然それがなかった。

もう痛くて痛くて仕方ないのだけど、この子(怜実)は大丈夫だ、この人たちと一緒なら、大丈夫だ、という絶対的な安心感があったのです。だから、前回よりもずっとずっと痛みが強くても、乗り越えられたんだと思う。


そして、まだ臍の緒が繋がった我が子を抱きしめた時、

ものすごい実感に襲われた。

なんて暖かいんだろう。なんて生生しいのだろう。

すごい、これが、生きているということなんだ。

すごい、これが、今私が産み落とした一つの命なのだ。

この子が、私たちの子なのだ。




「人間的な活動ーー会話、協力、愛情ーーの繭を編み上げ、ボウルになみなみと次いだスープのように彼の生活を満たしていたのだ。」


そんな言葉がぴったり合うような、時間だった。

そんな温かな優しさが、あの空間を、あの時間を満たしてくれていたな、と感じる。


そして私は、今でもそんな時間の延長線上にいるな、と感じているのです。


そんな経験をさせてもらえたことに、

そんなお産ができたことに、

心から感謝です。


ありがとう、ありがとう、ありがとう。



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