「心」について語ろう
1ヶ月になって、外出する機会もちょっとずつ増えてきました。
外がなんとも気持ちの良い季節で、頬を撫でる風が優しく心地よい。
花々と新緑が交じり合い、風に運ばれてくるその香りに思わず笑みが浮かぶ。
幸せだな〜、こんなふうに、ゆっくりと歩くこと自体を楽しめること。
青い空を、まじまじと見つめられること。
以前、読んでいた本に、
「「心」の話を、どうしてしてはいけなくなったんだろう。」と書かれていた。
本当に、そうだよな、と思う。
どう見えるか、どうすべきか、
そういうのばかり気にして、
「どう感じているのか」を素直に受け止めれなくなった。
「どう見るのが正解か」ばかりに思考がいって、頭で考えてばかりで、心で感じることを許さなくなった。
どうしてだろう。
どうして、人によって造り上げられた正解を求めるのだろう。
君はどんな物語を聴いているんだい
「人の一生の中で、それぞれの時代に、自然はさまざまなメッセージを送っている。この世へやって来たばかりの子どもへも、去ってゆこうとする老人にも、同じ自然がそれぞれの物語を語りかけてくる。」
星野道夫:旅をする木
1人1人が、感じるものがあるはずなのだ。
1人1人が、物語の中を生きているのだ。
その物語を、思いっきり生きていこうじゃないか。
人の物語でなく、自分の物語に、耳を澄ませよう。
そう思うからこそ、私は、
「心」について、私の物語について、書いていきたいな、と思う。