自宅出産は「ありえない、、」ものか?


自宅出産をするという選択という記事で、

自宅出産をすると決めたことについて書いたのだけど、


そういう話をするときの、人の反応がとてもびっくりするくらいに違って、それぞれの価値観や物事への味方が反映されているようで、面白かったな。


その①

「すごいですね〜」

自宅出産は怖いもの?

んじゃ、病院が何か助けてくれるの?

それとも、人と違う選択をする、ということが?


その②

「とっても良いね!」

助産院等で産んだ経験のあるママ・パパから多かった反応。

出産というものを、とても家庭的に、そして前向きに捉えている感じが伝わってきた。女性が自然に備えている「出産」へのパワーを、とても強く認識している感じ。長野の家族に多かった。


その③

「え、、、なんで?(ドン引き)」

家で産むなんてありえない???

赤ちゃん・ママの命を軽視している?

どうしてそう思うんだろう?


その④

「まぁ、2人は人と違うことをするのが好きだからね。」

これ、正直すごく嫌な気分になった。

私たちは、「人と違う」ということに対して価値を置いたことは一度もない。「人と違うから」という価値判断で物事を選択したことなど、一度もない。

私たちは、一つ一つのことに対して、外側の世界なんて関係なしに、自分たちが大切にしたい価値観に基づいて、ベストだと思う選択肢をしているんだよね。

今回は、「新しいこどもをこの世に迎える、という大切な瞬間を、謙ちゃん、理央と一緒に迎えたい」というのが第一にあった。

コロナの関係で、それが病院ではできないので、家で産もう、という決断をしたのだ。


それ以外にも、「自宅出産」ということに対して、とても好きなことがたくさんある。


一番リラックスできる場所で、好きな体勢で産めること、当日取り上げてくれる助産師さんと、その日まで関係を築いていくことができること、出産をとても自然な営みの一つと思えること、謙ちゃんと理央と赤ちゃんと、産んだ後もずっと一緒に過ごせること、そういった一つ一つが、私はとても好きだな、と思ったんだよね。


そして、私たちの願う家族のあり方に、ピッタリくるな、と思ったのです。


他の人がどう思うか、他の人がどうするのか、だなんて、それを決める時には、一切関係がない。ただただ、自分たちの願いに素直であるだけ。


なのに、「人と違うことをするのが好きなんだね」だなんて、本当に失礼甚だしい発言だな、と思った。そういうその人は、「人と違うかどうか」で普段から物事を見ているんだろうね。

それによって、どれだけこの世の中の豊かさを取りこぼしているんだろう、相手を勝手にジャッジして、決めつけているんだろう、ととても悲しくなった。

泥くるみスープなんてありえない、、??笑

泥くるみスープなんてありえない、、??笑


本当に、いろんな考えがある。いろんな価値観がある。

こうやって、「自宅出産」をする、と決めたことで、いろんな人の「出産」への設定や考えを垣間見ることができて、とても興味深かった瞬間でした。(これは、「専業主夫」でも一緒だった。)


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